2009年07月06日
2009年07月05日
2009年07月03日
「パラドックス13」 東野圭吾
2009年07月01日
「そんなはずない」 朝倉かすみ
2009年06月30日
2009年6月まとめ
もう6月終わりかよ、と思う。
年の半分が過ぎ去って、この調子だと今年もあっという間に終わるであろう。
歳とると速いぞ、ホントに。
下手すると何もせずに終わるだろうな。
ま、本を読んだという記録だけはこうして残っているので、何もしていないわけではない、と気休め的な合理化を図ってみる。
6月の読書
1.「きりこについて」 西加奈子
2.「玩具の言い分」 朝倉かすみ
3.「運命の人 3」 山崎豊子
4.「遠い響き」 藤谷治
5.「ロコモーション」 朝倉かすみ
6.「てのひらのメモ」 夏樹静子
7.「君は永遠にそいつらより若い」 津村記久子
8.「世界の果て」 中村文則
9.「夜想曲集」 カズオ・イシグロ
10.「待ってる 橘屋草子」 あさのあつこ
11.「かれん」 安達千夏
7割以上女性作家だ。
そのせいばかりではないだろうが小粒な作品が多かった。
ベスト3は以下−
No.1
「君は永遠にそいつらより若い」 津村記久子
No.2
「ロコモーション」 朝倉かすみ
「玩具の言い分」 朝倉かすみ
No.3
「待ってる 橘屋草子」 あさのあつこ
朝倉かすみ2冊。ま、こんな感じか。
年の半分が過ぎ去って、この調子だと今年もあっという間に終わるであろう。
歳とると速いぞ、ホントに。
下手すると何もせずに終わるだろうな。
ま、本を読んだという記録だけはこうして残っているので、何もしていないわけではない、と気休め的な合理化を図ってみる。
6月の読書
1.「きりこについて」 西加奈子
2.「玩具の言い分」 朝倉かすみ
3.「運命の人 3」 山崎豊子
4.「遠い響き」 藤谷治
5.「ロコモーション」 朝倉かすみ
6.「てのひらのメモ」 夏樹静子
7.「君は永遠にそいつらより若い」 津村記久子
8.「世界の果て」 中村文則
9.「夜想曲集」 カズオ・イシグロ
10.「待ってる 橘屋草子」 あさのあつこ
11.「かれん」 安達千夏
7割以上女性作家だ。
そのせいばかりではないだろうが小粒な作品が多かった。
ベスト3は以下−
No.1
No.2
No.3
朝倉かすみ2冊。ま、こんな感じか。
2009年06月29日
2009年06月27日
「夜想曲集」 カズオ・イシグロ
2009年06月26日
「世界の果て」 中村文則
2009年06月22日
「君は永遠にそいつらより若い」 津村記久子
82/628
「君は永遠にそいつらより若い」 津村記久子 3.5+
実はココだけの話、津村記久子と朝倉かすみの強化月間がワタシの中でずっと続いている。この二人、最近出逢えた作家の中ではちょっと抜けて面白い。
で、本作はその津村記久子のデビュー作なんだが、これが西加奈子のデビュー当時の作品を想い起こさせる(「あおい」とか「さくら」ね)。そういやこの二人は同じような年回りか。テーマに寄せていく手法というか、テーマを取り囲むマテリアルの質が大変良く似ている。
ドキッ、とするんだよな。それまではありふれた、どちらかと言うと凡庸な何もない風景の中に、突然あまり見たくないものが現れるような感覚。決して鮮やかなわけではないが、その明と暗のコントラストが読み手の何かに強く訴える。
「君は永遠にそいつらより若い」−
決して大きな声ではない。でもはっきりとした、力強いエールを感じる作品。なるほどな。面白い。
実はココだけの話、津村記久子と朝倉かすみの強化月間がワタシの中でずっと続いている。この二人、最近出逢えた作家の中ではちょっと抜けて面白い。
で、本作はその津村記久子のデビュー作なんだが、これが西加奈子のデビュー当時の作品を想い起こさせる(「あおい」とか「さくら」ね)。そういやこの二人は同じような年回りか。テーマに寄せていく手法というか、テーマを取り囲むマテリアルの質が大変良く似ている。
ドキッ、とするんだよな。それまではありふれた、どちらかと言うと凡庸な何もない風景の中に、突然あまり見たくないものが現れるような感覚。決して鮮やかなわけではないが、その明と暗のコントラストが読み手の何かに強く訴える。
「君は永遠にそいつらより若い」−
決して大きな声ではない。でもはっきりとした、力強いエールを感じる作品。なるほどな。面白い。
2009年06月16日
「てのひらのメモ」 夏樹静子
81/627
「てのひらのメモ」 夏樹静子 3.0+
え? それで終わりですか?...
どうやらワタシはこの手の作品に何か別なモノを求めていたらしく、最後の最後まで普通に進む物語に焦りを感じ、読了時、冒頭の感想となる。
「保護責任者遺棄致死罪」に関する裁判を舞台に、裁判員制度による進行具合をリアルに描いた本書。どうやら制度自体をテーマの中心に据えた作品らしく、事件に関して驚愕の展開とか意表を付く証人の登場、有罪⇔無罪のどんでん返しなど、その手のミステリー要素はとても薄い。
ということで、何だか少し物足らない感じだが、いつ何時裁判所に呼ばれるかわからないご時勢、このような作品で裁判員制度を擬似体験しておくのも悪くない、のかも。
え? それで終わりですか?...
どうやらワタシはこの手の作品に何か別なモノを求めていたらしく、最後の最後まで普通に進む物語に焦りを感じ、読了時、冒頭の感想となる。
「保護責任者遺棄致死罪」に関する裁判を舞台に、裁判員制度による進行具合をリアルに描いた本書。どうやら制度自体をテーマの中心に据えた作品らしく、事件に関して驚愕の展開とか意表を付く証人の登場、有罪⇔無罪のどんでん返しなど、その手のミステリー要素はとても薄い。
ということで、何だか少し物足らない感じだが、いつ何時裁判所に呼ばれるかわからないご時勢、このような作品で裁判員制度を擬似体験しておくのも悪くない、のかも。
2009年06月15日
「ロコモーション」 朝倉かすみ
80/627
「ロコモーション」 朝倉かすみ 3.5
ちょっと唖然としたが、まあ、面白かった。避けて通れない事を避けない自然さがある。取り繕ったところのない、なかなか優れた作家だと思うね。
「美しい雌牛」のような「いいからだ」の主人公。その誕生から41歳までの半生。見事に「男好きのする女」の転落具合が描かれている。
断っておくと、本書は一般的にはあまり薦められない。全篇通して女性的露悪さいっぱいだから、ある種の女性を不愉快な気分にさせそうな気がする。
まあ、人間はどこか「隙」があったほうが他人から好かれたりするんだけど、この主人公のように隙だらけだとやっぱりうまい事ばかりはないわけで、その最後の線の置き所が人間的バランスということだろう。
他人には薦めないけど、個人的には何だか妙に後に残る作品だった。
ちょっと唖然としたが、まあ、面白かった。避けて通れない事を避けない自然さがある。取り繕ったところのない、なかなか優れた作家だと思うね。
「美しい雌牛」のような「いいからだ」の主人公。その誕生から41歳までの半生。見事に「男好きのする女」の転落具合が描かれている。
断っておくと、本書は一般的にはあまり薦められない。全篇通して女性的露悪さいっぱいだから、ある種の女性を不愉快な気分にさせそうな気がする。
まあ、人間はどこか「隙」があったほうが他人から好かれたりするんだけど、この主人公のように隙だらけだとやっぱりうまい事ばかりはないわけで、その最後の線の置き所が人間的バランスということだろう。
他人には薦めないけど、個人的には何だか妙に後に残る作品だった。
